◇ との粉仕上げ

・特徴
桐本来の色合いを活かす仕上げ方法です。
粒子の細かい石の粉を溶いた液体を塗ることにより、木目がくっきりと浮き立ち
上品で優雅な雰囲気を作り出します。

・日々の使い方について
との粉仕上げは、お化粧の「ファンデーション」のようなものです。
落ちやすく手垢が付きやすいため、極力木部に触れないことをおすすめします。

お掃除は、柔らかい布で木目に沿ってやさしく乾拭きするか、
ハタキを使用して埃を落とすなどしてください。

 

◇ ミツロウ仕上げ

・特徴
天然由来の蜜蝋ワックスを使用した仕上げ方法です。
他の仕上げ方法と比べて、塗装が落ちにくく汚れが付きにくいため
主に金具のない桐たんすに採用しています。

・日々の使い方について
汚れが付きにくく、触れる程度では塗装が落ちることもありません。
神経質にならなくてもOKですが、
強く擦ると塗装が落ちたり、表面が傷ついたりしますので、
お手入れは、柔らかい布で木目に沿ってやさしく乾拭きするか、
ハタキを使用して埃を落とすなどしてください。

 

◇ 焼桐仕上げ

・特徴
表面をバーナーで焙り、色付けを行う仕上げ方法です。
火を当てることで柔らかい部分が凹み、硬い木目が際立ち
立体感のある表情をお楽しみいただけます。

・日々の使い方について
手垢や汚れが付いても目立ちにくい仕上げです。
キズが目立つおそれがありますので、
お手入れは柔らかい布で木目に沿ってやさしく乾拭きするか、
ハタキを使用して埃を落とすなどしてください。